○
議長(
阿部正明) 次に、
諮問第1号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについての
質疑を願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出諮問第2号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
諮問第2号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについての
質疑を願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第1
号~市長提出議案第4号、
市長提出諮問第1
号~市長提出諮問第2号の
討論、
採決
○
議長(
阿部正明) お諮りいたします。
議案第1号から
諮問第2号までの以上6
案件については、
会議規則第37条第3項の規定に基づき、
委員会への
付託を省略し、直ちに
討論の上、
採決したいと
思いますが、これにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、そのように決定いたしました。 これより
討論に入ります。
日程第1、
議案第1号から
日程第6、
諮問第2号の以上6
案件については、
討論の通告がありませんので、
討論を終わります。 それでは、
日程第1、
議案第1号
専決処分の
承認を求めることについて(
令和4年度
伊達市
一般会計補正予算(第2号))を
採決いたします。 お諮りいたします。
議案第1号については、
原案のとおり
承認することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
議案第1号については
原案のとおり
承認されました。 次に、
日程第2、
議案第2号
固定資産評価審査委員会委員の
選任についてを
採決いたします。 お諮りいたします。
議案第2号については、
選任に同意することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
議案第2号については
選任に同意することに決定いたしました。 次に、
日程第3、
議案第3号
固定資産評価審査委員会委員の
選任についてを
採決いたします。 お諮りいたします。
議案第3号については、
選任に同意することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
議案第3号については
選任に同意することに決定いたしました。 次に、
日程第4、
議案第4号
市政功労者の
表彰についてを
採決いたします。 お諮りいたします。
議案第4号については、
表彰に同意することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
議案第4号については
表彰に同意することに決定いたしました。 次に、
日程第5、
諮問第1号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについてを
採決いたします。 お諮りいたします。
諮問第1号については、適任と
答申することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
諮問第1号については適任と
答申することに決定いたしました。 次に、
日程第6、
諮問第2号
人権擁護委員の
推薦につき
意見を求めることについてを
採決いたします。 お諮りいたします。
諮問第2号については、適任と
答申することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
諮問第2号については適任と
答申することに決定いたしました。
△
市長提出議案第5号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
議案第5号
議会の
議員の
議員報酬等に関する
条例の一部を改正する
条例の
大綱質疑を願います。 9番、
洞口議員。
◆9番(
洞口雅章) それでは、お願いします。 お聞きしたいのは簡潔にお聞きしたいと思うのですが、そこまでに至るまで前置きが長いので、ご容赦ください。
市長も最後の
任期に
市民からは嫌われる、いろいろと
意見のある
議員報酬の
アップということを今回
議案として出されました。本来私なんかではそんなこと出さないで
任期は全うしたいなと思うのが普通かなと思うのですが、それで
市長にその辺のお
考えを伺いたいなと
思います。 ちょうど広島県の
安芸高田市で、今ネットでも様々な
意見が飛び交っている
市長と
議会のトラブルというか、大人げない
けんかの記事が載っていました。
両方に言い分はあるのですが、これは
市民の
皆さんでもこれを聞かれて、その
経緯が分からなければあれなので、ちょっと
説明をさせていただきたいなと
思います。2年前にそこの
市長が賄賂をもらったということで辞職して37歳の若い
市長が当選したということで、副
市長2名を人選を推し進めようとしたところ
議会が2名は不必要だと、
財政健全化のためには1名でいいということでそれを否決したと。そうすると、
意趣返しなのかどうか分かりませんが、6月、先週の10日の
議会に
市長が
議員定数を16から8に削減すると、これも
市長は
財政健全化だと。それから、
議会が眠っていると、
問題提起をしたいということで
けんかが勃発しました。当然そんなとんでもない、段階を踏むならいいのですけれども、16を一気に8にするというのは当然否決されると。
市長もそれは
覚悟でやりました。この
財政健全化と
議員報酬の
在り方をまず
市長にお聞きしたいのと、それと国の
地方制度調査会も
地方議員の
報酬の
在り方をいろいろ今回提言されていますし、それから今年の2月には
町村議長会が
議会の
報酬の
在り方、それも
レポートで出されています。
両方とも今のままでは
議員の成り手がないのではないかという趣旨であります。特に
町村議長会のほうで面白い表現あったのが、ごく普通に
生活している方が立候補できる
環境って必要なのではないのと、それは
報酬だけではないのですけれども、いろいろ熱い
思いで
議会に来て、その
思いが実現できるように
議会も古い慣習を改めるなり、そういったことで取り組む必要があると。ただし、いろいろな世代、若い人だけでなく40、50、60でも今までの
生活を投げて立候補してくるというのはそれだけの経済的な
覚悟が要るということで、それもちゃんと保障しなければこれからの
地方自治は成り立たないというような
レポートがありました。そういったことを踏まえて今回の
議員報酬の
アップ、
市長のお
考えを伺いたいなと
思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
阿部正明)
市長。
◎
市長(
菊谷秀吉) まず、
議員報酬ですけれども、これそれの当時を知っている人は私しか今いないので、いきさつちょっと申し上げますと、私が
議員になった昭和58年は当時
報酬が19万8,000円でした。それで、なぜ19万8,000円だったかというと、実は
伊達市というのは、その後3つぐらい市になりますけれども、当時32市の32番目ということで、
報酬というのは
人口階層とか、そういうことによって
報酬決められてきたのです。そうすると、
町議会だったら
町議会の平均とかそういうのを参考にしてやっていたので、あまりにもほかの
議会との差が開き過ぎていると。なかなか
報酬上げるとなると難しかったという
時代があって、それで
経済団体を中心に
市長報酬、それから
議員報酬を上げるべきだという声が上がって段階的に上がってきて今の金額、31万6,000円でしたっけ、になったのが私の記憶では私の3期目だったような気がします。ですから、19万8,000円から毎年1割とかと上げてきたのです。
市長報酬は結構上がるのスピード速かったのです。
議員報酬が遅れてしまったのは、
皆さん記憶あると
思いますが、
金丸事件ってありましたよね、例の金塊隠したとか。その
事件の余波で
議会に対する反発が、国民の
皆さんは
国会議員も
道議会議員も
市議会議員もみんな同じに
考えてしまう傾向があって、我々
市議会なんて関係ないのに
金丸事件に連動するような形で実は
市議会報酬というのは止まってしまったという
経緯があって、これは誰も知らないのです。それ以降
議員報酬触るのタブーだというのがあって、そういう面からしてまず私は早期に決着つける必要があるなということがございました。 それから、もう
一つは、さっきの
安芸高田市長と関わるのですが、私も40年やってみてつくづく思ったのは
議会の
役割って何だということなのです。それは、一番大きな
役割というのは
チェック機能なのです。
首長の暴走を止めるというのが
最大の
役割です。これが
役割ですから、そうすると
市民の声というのは、
皆さんよく
市民がと言いますけれども、いろんな声があるわけです。そうなると、
市民の声を反映するのが
議会なのです。そうすると、
人数を減らしたら
市民の声が反映できるかというのは、私は
最初は減らすべきだったのです。私が
最初議員になったとき。ところが、実際にやってみると
多様性がどんどん失われてくるのです、
議員定数削減というのは。ですから、今この
議会見てみると
女性議員は僅か1人です。これが
多様性を発揮しているかどうかというのは甚だ私は疑問です。でも、これは
選挙の結果ですから、枠をつくるとかということできるわけではありませんから、ですから
多様性をできるだけ発揮するためには先ほど
洞口議員おっしゃったような
議員としてやっていける
環境を整えていくということが非常に大事なのです。 それから、もう
一つ、減らすというのはどういう効果を生むかというと、非常にこれは危険です。16を8にした。8の
議会で一回問題になったのは、与那国町という、沖縄県で。どういう問題が起きたかというと、あそこは台湾と接しているまちですから、革新と保守と真っ二つに
対立して4対4になったのです。
中間派がいないのです。いわゆる
多様性がないから。イエスかノーか、4対4になった。そしたら、
議長が選べなかったという
経緯があります。こういう種の話というのは随分実は最近増えてきています。これも皆やはり
議員定数を削減すると
多様性が失われた結果なのです。ですから、私は
議会の
多様性を損ねないような
定数と、それから
報酬、
一般の
皆さんはさっき
金丸事件の、私当時
議長やっていまして
議会改革というのを取り組んで、
議員定数20をどうするという
議論をしていたときに
市民から
意見公募したことあるのです。そのときに例の
金丸事件の
意見があって、
議員の
皆さんはいいだけ金をもらってさらに
報酬までとかという、そういうふうに短絡的に捉えてしまう。 それから、もう
一つ、これは私の息子に聞いたのです、
経済人ですから。おまえ
選挙でも出てみたらどうだと。絶対出ないというのです。なぜ出ないか。
商売に差し支えるから、出れないと。ということは、ここで
商売やって出ている人もいますよね。そしたら、必ずその分はどこかで
リスクを持っているわけです。ですから、その分を例えば
従業員1人多めに雇うとか、そういうことをやって企業としてやっていくわけですから、その分
自分の
会社でもらう
報酬を下げるとか、そういういろいろ工夫してやっているのが今の実情で、かつてのように私が
議員になった頃はまだ余裕があった社会ですから、
商売をやりながらちんたらやれたという
時代はもうとっくに過ぎて、さっき冒頭で申し上げた
議会の
最大の
役割は
チェック機能、何だかんだ言いながら
首長の
権限は大きいわけですから、その
権限を止めるだけの
機能というのはやはり
議会は持っているわけです。私が
市長になって本当に思ったのは、
議会でいろいろ質問していただくということは相当の
チェックの
役割を果たしています。でも、問題なければもめる必要はありませんから、問題があったときに本当に発揮できるかというのはそういうことと、先ほど申し上げた
多様性のない
議会というのはなかなか進化がしないのではないかと
思いますので、ここら辺を含めて私は
定数削減に根本的には
反対だったのですが、これは私の言う
立場でありませんので、16になってもやむを得ないと
思いますけれども、せめて
報酬ぐらいは自立できる、
議員として活動できるような
報酬にすべきだと。
政務調査費とかそういうことをやってしまうと、また誤解を受けるので、
正面突破で
報酬という形でやるのが本来の筋ではないか、このように
考えております。
○
議長(
阿部正明) 1番、
吉野議員。
◆1番(
吉野英雄) 私が手を挙げると、
議案に
反対する
意見言うのではないかと思うところがあるのではないかなと思うのです。これまで
報酬引上げには一貫して
反対してきましたけれども、今回は
反対の
立場ではありません。というのは、二十数年間もう既に
報酬が固定されてきているということもありますし、物価、あるいは世間の情勢からいって
議員もしっかり
生活していけるだけの
報酬は必要だなと
思います。ところが、
議員報酬を論議するとなると
自分自身の
報酬のことですので、
議会で
議論するというのはなかなか難しい問題です。私
自身45歳で
議員になりましたけれども、当時は25万8,000円だったかな。それで、
会社からは
議員に専念しなさいと言われましたけれども、これでは食っていけないということで、
交代勤務に穴空けないようにするから、やらさせてくれということで
会社と交渉しました。当時は
労働組合もありましたけれども、私も労組の経験ありますけれども、
議員やっているからといって
職場を抜けるというわけにいかないのです。
人数も大分減らされてきている中では
職場の人の理解を得るには賃金カットしていただくしかないと、
議会に出た分は。そういうことでやってまいりました。
報酬審議会の
議論を聞いていますと、
生活をある程度できるだけの
報酬は保障していくべきだ、その中で
議会の
役割をきちっと果たしてもらうようにするべきだ、あるいは
議会自身の
研さんですとかそういうもので
チェック機能をきちっと果たしてもらいたいと。あるいは、今は
条例の
提案など積極的に
議会で働きかけていくということも、どういうような方法があるかというようなことも検討していますし、
議会改革も取り組んでいるところで、総合的に
考えると22年間上がってこなかったということもありますし、
報酬審議会の
答申が出てから相当、2年ほどたっているということを
考えると、やっぱりこれは必要な改定なのかなというふうに私
自身は思っております。
報酬審議会の
議論の中で
議会自らが様々な点で
議会改革をしていくべきだと、あるいは
自己研さんを進めるべきだというようなことも同時に提起されておりますが、この辺についての
市長のご
感想、
答申案についてのご
感想はいかがでしょうか。
○
議長(
阿部正明)
市長。
◎
市長(
菊谷秀吉)
議会改革については、私も
議員やっていましたので、
議長替わるたびに
議会改革だといっていろんな案が出されてきて
制度とか形というのは大分整ってきたのではないかと
思います。したがって、形は私は今のままで十分
機能しているので、これでいいのかなと。問題は
議員としてのそれぞれの資質をどうするかということと、それ以前にたくさんの人が
議員やりたいと思うようにしないと競争も何もない、さっき
多様性の話ししましたけれども、
多様性もなくなってしまうということになりますので、
報酬もちゃんと上げるものは上げて
議論やってみたいと、そう思わせるような見せ方も、これは我々を含めてですけれども、
議会だけではできませんから、我々を含めてそうやって関心を持っていただけるということに持っていかないといけないのではないかと
思います。 私は、さっきの話の続きみたいなことになりますけれども、前にもここで
議会答弁したことあるのですけれども、
民主主義の始まりの話をして
ギリシャの話をしたことがあるのです。当時の
古代ギリシャというのは直接
民主主義です。仮に
伊達市で直接
民主主義やろうとすれば物すごく手間暇かかります。ですから、
民主主義を合理的にやるのが今の
代議制民主主義で、
独裁制を望む人なんてほとんどいないと思うので、
民主主義をいかに守っていく、効率的にやるか。
民主主義というのは時間かかりますよね、今回の戦争を見ていても分かるように
独裁制というのはやれと言ったらやれで。でも、これでは
地域なり国家なりともたないので、やっぱり民主的な運営をするというのは非常に大事だと。しかし、
効率性という問題も出てくる。そこにくると
議会制民主主義というのは非常に効率的な仕組みだと思うのです。しかし、先ほどから申し上げているように
プラス多様性がないと、効率的だけれども、
特定の人の
意見にいってしまう
可能性がある。 それから、さっきの
定数8の話の続きなのですけれども、最終的に
議員定数って何ぼになるかといったら、この
議論をしていたら3人なのです。
議長と副
議長と
議員1人。
採決に加われるのは2人。そして
議長が
採決。1人ではできませんから。そしたら、2人の
議員が組めばどうにでもなるという
議会になって、
議会制民主主義の名の下に
独裁制が進むのです。減らせば減らすほどそういう
リスクを高めているということに気がつかないのです。一方では何百人もいる
議会というのもあります、名前は言いませんけれども。これが果たして本当に効率的かと。これに対しては私も多少疑問も持っています。ですから、
基礎的自治体は
民主主義のための初めての登竜門です。ここで非民主的な少数による
議会なんかつくっては私は駄目だと思うのです。ですから、
市町村議会と都道府県、国と一緒に
議論すべきではないと思う。ですから、最低限の数というのは、
多様性を確保できる数というのは、今かもうちょっと多くても構わないのではないかというのが私の
思いであります。
○
議長(
阿部正明) 15番、
小久保議員。
◆15番(
小久保重孝)
大綱質疑ですが、ちょっと長くなっておりますけれども、この
議案に関しては私
たち令和みらいも当初
報酬審議会が立ち上がったときから
様々議論をしてまいりました。はっきり申し上げて
会派の中ではいろんな
意見があったというのが実態です。また、先ほど
同僚議員からもあったように、
市長がこの
提案をしてくれることは
市民の中での
意見といいますか、声をまたさらに起こしたことになってしまっていると。ある面批判的な声のほうが多くなっている。そのはざまの中で私
たち議員もこの
議案と向き合っているということであります。 ただ、先ほど来
市長がなぜ
報酬を上げるべきか、そのことと
定数について言及をしていただきました。私も、それこそ先ほどおっしゃっていた
金丸事件の頃永田町で秘書をしておりましたから、まさにその影響がこんなところにも出てきていたのだなということを改めて
考えさせられたところです。ただ、
報酬をめぐっては、例えば
報酬審議会で
議事録を見る限りでは様々な
意見がありました。これは大きなところでは
皆さん総論では賛成だった。しかし、一方では各
議員それぞれの働きというものをしっかりもっと見るべきではないか、またそのことについて差をつけられないのか、そんな
意見もあったと聞いています。そういう
議事録を見ながら私
たち会派も
議会改革を進めていくべきだ、また
定数も適正化すべきではないかということの中でこの2年、3年進めてきたところがございます。それはなかなか
市民には
説明はできないのですが、ただ1つ言えるのは私
たちはそうやって努力をしながらも私
たちのことではなくて、それこそ今後の未来に向けての先ほどの
民主主義を守っていく上では必要な人材を確保しなければいけないのだということは非常によく分かっているところです。ただ、改めて
市長に問いたいのは、そういう
時代の背景もあります。今おっしゃったような
民主主義を守るという
立場というか
意見も、これも正論であります。しかし、世の中の状況というものからいかに
市民に
説明するかという点においては、先ほど来の
説明は私
たちは分かる。でも、
市民はなかなかそれが納得ができないというところがある。それをまた改めて
市長に、
市民に対してどんな言葉でご
説明をなさるのかなということをお聞きをしたいなと思っております。 また、
議員の資質とまでは言わないのですが、働きということを評価すべきかどうか、それは
報酬に反映させる、できるかできないかは別にしてもさせるべきなのか、これは私
たち自身の鏡だと
考えればそれは仕方ないと
考えるのか、その辺についてのお
考えもお聞かせいただきたい。
○
議長(
阿部正明)
市長。
◎
市長(
菊谷秀吉) 私が思うのは最近何でもランキングつけるのが得意で、
議会の改革度もランキングできたり、幸福度ランキングしたり。私は非常に疑問なのは
議会の改革ランキングの上位の市が本当に、それは形だけでしょう。本当に
チェック機能果たしているのかどうか。名前は言いません。そこの市の財政はどうなっているか。全く改革されていないです。
チェックされていないのだから。これが本当に、要するに学者が
考えたランキングなんてくそ食らえと私は思っています。だって、現実を反映していないのだから。
チェックされていないのに形だけ整えばランキング上に上がるなんてばかな話はない。私はそういう詭弁が日本の社会を駄目にしていると思うのです。言うだけ番長というような言葉がはやりましたけれども、実際に我々は行動していかなければいけない。私は二十何年間やらせていただいて、おかげさまで善良な
議会の
皆さんともめごともなくこれたから解決が早く進んだのです。くだらないこと止められなかったし。ところが、格好ばかりつけている連中とやっていたらここはなかなか難しかったかもしれない。ですから、居眠りがどうのこうのではなくて有事の際に
議員がちゃんと動けるかということがポイントなのです。災害来たときに出動できる消防なのかどうか。ふだんはかっこいい訓練たくさんやっているけれども、いざ災害来たらさっぱり動かない消防では困るということと同じだと思うのです。ですから、どうしてもマスコミとかそういうところはそういうこと、居眠りしていたとかくだらないところに注目行き過ぎて、もっと本質的に、
議会はさっき言ったように
首長の暴走を止める、それから市の例えば財政なり人口減少とどう闘っていくかということをやるべきところであって、それは眠たいときは眠ることもあるというだけの話で、それを一々目くじら立てて、そして
議員定数を半分に減らすとか。 それから、私副
市長2人というのは基本的に
反対です。実は私もやろうと思ったのです。人口2万4,000の市でしょう、あそこ。多分うまくいかないです。これは実際に
自分が、銀行と同じではなくて、こういう役所の世界ってまたあって、その中になじんでいって少しずつ変えていかないと、私が
市長になって大体今職員数で実質4割減らしたのです。もし
市長になったときに断行で4割減らしますといったら組合が大騒ぎです。ですから、そんな格好つけてやります、やります、そんなことではなくて、我々のように大人の関係できちっとやって成果を出せば私はいいと思うので、
議会の
皆さんも我々の市の財政について胸を張ってこれだけ共にやってきたのだということを自信持って言うべきであって、質問したからいいというものではないということをぜひ理解していただければと、このように
思います。
○
議長(
阿部正明) 15番、
小久保議員。
◆15番(
小久保重孝)
市長の
思いをお聞きをしました。先ほどの質問とそれこそずれている部分があって、今おっしゃっていただいたような
市長の本音の部分を
市民の方にも理解をしていただければいいのかなと思っております。私もランキングがどうということではなくて、しっかりと中身のある
議会と行政の関係の中で
市民の幸せにつながるというふうに思っていますから、それはいいのです。ただ、今回のことをきっかけに改めて
市民に対して、非常に厳しい状況ですよね。コロナ禍ということを抜け出そうとしている、戦争が起こっている、それこそ原油も高くなって様々な資材も高騰していくのだということの中で、もう
一つ違うステージでの理由というものをしっかりと述べていかなければならないのかなというふうにも感じているところです。改めてそのことについてお話を
市民に対する答弁としていただきたいということと、併せて今回感じたのは、今回は
市長が声かけをしていただいて
報酬審議会が開かれました。ずっと
報酬審議会開かれなかったですよね。要するに
市長が声かけなければそれを
議論するということにはならないのですが、ある面
時代に対応した
報酬審議会の開催というものも必要なのかなということも
考えさせられたところです。自動的に毎年行うということではないのですが、ただ一方である程度社会情勢を見ながら起動するという項目があってもしかるべきなのかなというふうに感じたところです。そのことも併せてどのようにお
考えになっているかお聞かせをいただきたい。
○
議長(
阿部正明)
市長。
◎
市長(
菊谷秀吉)
報酬審議会というのは、大体やることは分かると
思いますけれども、人口3万から5万の市の
議会の
報酬、その平均値を出すというのがやり方で、近年はほとんどどこの
議会も
報酬上げていないものですから、やっても結論というのはほぼ一緒。私は、今回はそれを少しでも脱却したい。さっきも申し上げた
伊達市の
市長報酬というのは割と高位にあるのです。先ほどそういっ
たちょっと遅れてしまった
議員、
金丸事件の話ししましたけれども。ですから、私は高位に上げても、高位というか、人口3万から5万の
議論をやってしまうと、どうしても
報酬審議会は止まってしまうので、今回はそういうことを越えてやるべきではないかという
思いで審
議会の委員の人に事前に申し上げていましたので、ここら辺の
議論は根本的な、根源的な
議論です。先ほど申し上げたように、
議員の
在り方、
多様性とかさっき言いましたけれども、それを一回どこかで整理して
議論していくべきではないかと、このように
思います。私は、もし
市民から
報酬に対して異論があれば、
提案者でありますから、いろいろもし機会があれば、それは住民ともよく話合いは私が責任持ってやっていきたいなと、このように
考えております。
○
議長(
阿部正明) ほかに
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第6号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
議案第6号
伊達市
税条例等の一部を改正する
条例の
大綱質疑を願います。ありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第7号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
議案第7号
伊達市
過疎地域における
固定資産税の
課税免除に関する
条例の一部を改正する
条例の
大綱質疑を願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第8号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
議案第8号
伊達市
重度心身障がい者及び
ひとり親家庭等医療費の助成に関する
条例の一部を改正する
条例の
大綱質疑を願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第9号の
質疑
○
議長(
阿部正明) 次に、
議案第9号
伊達市
特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する
条例の
大綱質疑を願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明) ないものと認め、
質疑を終わります。
△
市長提出議案第5
号~市長提出議案第9号の
委員会付託
○
議長(
阿部正明) この際、
日程第7、
議案第5号から
日程第11、
議案第9号までの以上5
案件については、
会議規則第37条第1項の規定によりお配りしております付議
事件付託要領のとおり各常任
委員会に
付託いたします。
△
市長提出議案第10号の
委員会付託
○
議長(
阿部正明) 次に、
日程第12、
議案第10号
令和4年度
伊達市
一般会計補正予算(第3号)については、本
会議での
質疑を省略し、お配りしております付議
事件付託要領のとおり予算決算常任
委員会へ
付託したいと
思いますが、これにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
阿部正明)
異議ないものと認め、
議案第10号についてはそのように決定いたしました。
△次会
日程の報告
○
議長(
阿部正明) 以上をもちまして本日の
日程は終わりました。 6月20日は午前10時から
会議を開きます。
△散会の宣告
○
議長(
阿部正明) 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 散 会 (午前10時36分)...