伊達市議会 > 2022-06-17 >
06月17日-02号

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  1. 伊達市議会 2022-06-17
    06月17日-02号


    取得元: 伊達市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 4年  6月 定例会(第2回) 令和4年第2回伊達市議会定例会議事日程(第2号)                         令和4年6月17日(金)午前10時開議日程第 1 専決処分承認を求めることについて(令和4年度伊達一般会計補正予算(第2      号))                                 (市長提出議案第1号)日程第 2 固定資産評価審査委員会委員選任について                                 (市長提出議案第2号)日程第 3 固定資産評価審査委員会委員選任について                                 (市長提出議案第3号)日程第 4 市政功労者表彰について                                 (市長提出議案第4号)日程第 5 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて                                 (市長提出諮問第1号)日程第 6 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて                                 (市長提出諮問第2号)日程第 7 議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第5号)日程第 8 伊達税条例等の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第6号)日程第 9 伊達過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第7号)日程第10 伊達重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正      する条例                                 (市長提出議案第8号)日程第11 伊達特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例                                 (市長提出議案第9号)日程第12 令和4年度伊達一般会計補正予算(第3号)                                (市長提出議案第10号)          開 議 (午前10時00分) △開議の宣告 ○議長阿部正明) ただいまから本日の会議を開きます。 出席議員数は18名であります。 △会議日程議長阿部正明) 本日の議事日程はお配りしたとおりであります。 △市長提出議案第1号~市長提出議案第4号、市長提出諮問第1号~市長提出諮問第2号、市長提出議案第5号~市長提出議案第10号の上程 ○議長阿部正明) それでは、日程第1、議案第1号 専決処分承認を求めることについて(令和4年度伊達一般会計補正予算(第2号))から日程第12、議案第10号 令和4年度伊達一般会計補正予算(第3号)までの以上12案件一括議題といたします。 以上12案件については、6月14日の本会議において既に提案理由説明は終わっておりますので、早速各案件審議に入ります。 なお、委員会付託が予定されております一般議案質疑に当たっては、大綱質疑にとどめて、議事の進行にご協力くださいますようお願いいたします。 △市長提出議案第1号の質疑議長阿部正明) それでは、議案第1号 専決処分承認を求めることについて(令和4年度伊達一般会計補正予算(第2号))の質疑を願います。質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第2号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第2号 固定資産評価審査委員会委員選任についての質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第3号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第3号 固定資産評価審査委員会委員選任についての質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第4号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第4号 市政功労者表彰についての質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出諮問第1号の質疑
    議長阿部正明) 次に、諮問第1号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについての質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出諮問第2号の質疑議長阿部正明) 次に、諮問第2号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについての質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第1号~市長提出議案第4号、市長提出諮問第1号~市長提出諮問第2号の討論採決議長阿部正明) お諮りいたします。 議案第1号から諮問第2号までの以上6案件については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略し、直ちに討論の上、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。 日程第1、議案第1号から日程第6、諮問第2号の以上6案件については、討論の通告がありませんので、討論を終わります。 それでは、日程第1、議案第1号 専決処分承認を求めることについて(令和4年度伊達一般会計補正予算(第2号))を採決いたします。 お諮りいたします。議案第1号については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、議案第1号については原案のとおり承認されました。 次に、日程第2、議案第2号 固定資産評価審査委員会委員選任についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第2号については、選任に同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、議案第2号については選任に同意することに決定いたしました。 次に、日程第3、議案第3号 固定資産評価審査委員会委員選任についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第3号については、選任に同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、議案第3号については選任に同意することに決定いたしました。 次に、日程第4、議案第4号 市政功労者表彰についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第4号については、表彰に同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、議案第4号については表彰に同意することに決定いたしました。 次に、日程第5、諮問第1号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。諮問第1号については、適任と答申することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、諮問第1号については適任と答申することに決定いたしました。 次に、日程第6、諮問第2号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。諮問第2号については、適任と答申することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、諮問第2号については適任と答申することに決定いたしました。 △市長提出議案第5号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第5号 議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例大綱質疑を願います。 9番、洞口議員。 ◆9番(洞口雅章) それでは、お願いします。 お聞きしたいのは簡潔にお聞きしたいと思うのですが、そこまでに至るまで前置きが長いので、ご容赦ください。市長も最後の任期市民からは嫌われる、いろいろと意見のある議員報酬アップということを今回議案として出されました。本来私なんかではそんなこと出さないで任期は全うしたいなと思うのが普通かなと思うのですが、それで市長にその辺のお考えを伺いたいなと思います。 ちょうど広島県の安芸高田市で、今ネットでも様々な意見が飛び交っている市長議会のトラブルというか、大人げないけんかの記事が載っていました。両方に言い分はあるのですが、これは市民皆さんでもこれを聞かれて、その経緯が分からなければあれなので、ちょっと説明をさせていただきたいなと思います。2年前にそこの市長が賄賂をもらったということで辞職して37歳の若い市長が当選したということで、副市長2名を人選を推し進めようとしたところ議会が2名は不必要だと、財政健全化のためには1名でいいということでそれを否決したと。そうすると、意趣返しなのかどうか分かりませんが、6月、先週の10日の議会市長議員定数を16から8に削減すると、これも市長財政健全化だと。それから、議会が眠っていると、問題提起をしたいということでけんかが勃発しました。当然そんなとんでもない、段階を踏むならいいのですけれども、16を一気に8にするというのは当然否決されると。市長もそれは覚悟でやりました。この財政健全化議員報酬在り方をまず市長にお聞きしたいのと、それと国の地方制度調査会地方議員報酬在り方をいろいろ今回提言されていますし、それから今年の2月には町村議長会議会報酬在り方、それもレポートで出されています。両方とも今のままでは議員の成り手がないのではないかという趣旨であります。特に町村議長会のほうで面白い表現あったのが、ごく普通に生活している方が立候補できる環境って必要なのではないのと、それは報酬だけではないのですけれども、いろいろ熱い思い議会に来て、その思いが実現できるように議会も古い慣習を改めるなり、そういったことで取り組む必要があると。ただし、いろいろな世代、若い人だけでなく40、50、60でも今までの生活を投げて立候補してくるというのはそれだけの経済的な覚悟が要るということで、それもちゃんと保障しなければこれからの地方自治は成り立たないというようなレポートがありました。そういったことを踏まえて今回の議員報酬アップ市長のお考えを伺いたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長阿部正明) 市長。 ◎市長菊谷秀吉) まず、議員報酬ですけれども、これそれの当時を知っている人は私しか今いないので、いきさつちょっと申し上げますと、私が議員になった昭和58年は当時報酬が19万8,000円でした。それで、なぜ19万8,000円だったかというと、実は伊達市というのは、その後3つぐらい市になりますけれども、当時32市の32番目ということで、報酬というのは人口階層とか、そういうことによって報酬決められてきたのです。そうすると、町議会だったら町議会の平均とかそういうのを参考にしてやっていたので、あまりにもほかの議会との差が開き過ぎていると。なかなか報酬上げるとなると難しかったという時代があって、それで経済団体を中心に市長報酬、それから議員報酬を上げるべきだという声が上がって段階的に上がってきて今の金額、31万6,000円でしたっけ、になったのが私の記憶では私の3期目だったような気がします。ですから、19万8,000円から毎年1割とかと上げてきたのです。市長報酬は結構上がるのスピード速かったのです。議員報酬が遅れてしまったのは、皆さん記憶あると思いますが、金丸事件ってありましたよね、例の金塊隠したとか。その事件の余波で議会に対する反発が、国民の皆さん国会議員道議会議員市議会議員もみんな同じに考えてしまう傾向があって、我々市議会なんて関係ないのに金丸事件に連動するような形で実は市議会報酬というのは止まってしまったという経緯があって、これは誰も知らないのです。それ以降議員報酬触るのタブーだというのがあって、そういう面からしてまず私は早期に決着つける必要があるなということがございました。 それから、もう一つは、さっきの安芸高田市長と関わるのですが、私も40年やってみてつくづく思ったのは議会役割って何だということなのです。それは、一番大きな役割というのはチェック機能なのです。首長の暴走を止めるというのが最大役割です。これが役割ですから、そうすると市民の声というのは、皆さんよく市民がと言いますけれども、いろんな声があるわけです。そうなると、市民の声を反映するのが議会なのです。そうすると、人数を減らしたら市民の声が反映できるかというのは、私は最初は減らすべきだったのです。私が最初議員になったとき。ところが、実際にやってみると多様性がどんどん失われてくるのです、議員定数削減というのは。ですから、今この議会見てみると女性議員は僅か1人です。これが多様性を発揮しているかどうかというのは甚だ私は疑問です。でも、これは選挙の結果ですから、枠をつくるとかということできるわけではありませんから、ですから多様性をできるだけ発揮するためには先ほど洞口議員おっしゃったような議員としてやっていける環境を整えていくということが非常に大事なのです。 それから、もう一つ、減らすというのはどういう効果を生むかというと、非常にこれは危険です。16を8にした。8の議会で一回問題になったのは、与那国町という、沖縄県で。どういう問題が起きたかというと、あそこは台湾と接しているまちですから、革新と保守と真っ二つに対立して4対4になったのです。中間派がいないのです。いわゆる多様性がないから。イエスかノーか、4対4になった。そしたら、議長が選べなかったという経緯があります。こういう種の話というのは随分実は最近増えてきています。これも皆やはり議員定数を削減すると多様性が失われた結果なのです。ですから、私は議会多様性を損ねないような定数と、それから報酬一般皆さんはさっき金丸事件の、私当時議長やっていまして議会改革というのを取り組んで、議員定数20をどうするという議論をしていたときに市民から意見公募したことあるのです。そのときに例の金丸事件意見があって、議員皆さんはいいだけ金をもらってさらに報酬までとかという、そういうふうに短絡的に捉えてしまう。 それから、もう一つ、これは私の息子に聞いたのです、経済人ですから。おまえ選挙でも出てみたらどうだと。絶対出ないというのです。なぜ出ないか。商売に差し支えるから、出れないと。ということは、ここで商売やって出ている人もいますよね。そしたら、必ずその分はどこかでリスクを持っているわけです。ですから、その分を例えば従業員1人多めに雇うとか、そういうことをやって企業としてやっていくわけですから、その分自分会社でもらう報酬を下げるとか、そういういろいろ工夫してやっているのが今の実情で、かつてのように私が議員になった頃はまだ余裕があった社会ですから、商売をやりながらちんたらやれたという時代はもうとっくに過ぎて、さっき冒頭で申し上げた議会最大役割チェック機能、何だかんだ言いながら首長権限は大きいわけですから、その権限を止めるだけの機能というのはやはり議会は持っているわけです。私が市長になって本当に思ったのは、議会でいろいろ質問していただくということは相当のチェック役割を果たしています。でも、問題なければもめる必要はありませんから、問題があったときに本当に発揮できるかというのはそういうことと、先ほど申し上げた多様性のない議会というのはなかなか進化がしないのではないかと思いますので、ここら辺を含めて私は定数削減に根本的には反対だったのですが、これは私の言う立場でありませんので、16になってもやむを得ないと思いますけれども、せめて報酬ぐらいは自立できる、議員として活動できるような報酬にすべきだと。政務調査費とかそういうことをやってしまうと、また誤解を受けるので、正面突破報酬という形でやるのが本来の筋ではないか、このように考えております。 ○議長阿部正明) 1番、吉野議員。 ◆1番(吉野英雄) 私が手を挙げると、議案反対する意見言うのではないかと思うところがあるのではないかなと思うのです。これまで報酬引上げには一貫して反対してきましたけれども、今回は反対立場ではありません。というのは、二十数年間もう既に報酬が固定されてきているということもありますし、物価、あるいは世間の情勢からいって議員もしっかり生活していけるだけの報酬は必要だなと思います。ところが、議員報酬を論議するとなると自分自身報酬のことですので、議会議論するというのはなかなか難しい問題です。私自身45歳で議員になりましたけれども、当時は25万8,000円だったかな。それで、会社からは議員に専念しなさいと言われましたけれども、これでは食っていけないということで、交代勤務に穴空けないようにするから、やらさせてくれということで会社と交渉しました。当時は労働組合もありましたけれども、私も労組の経験ありますけれども、議員やっているからといって職場を抜けるというわけにいかないのです。人数も大分減らされてきている中では職場の人の理解を得るには賃金カットしていただくしかないと、議会に出た分は。そういうことでやってまいりました。 報酬審議会議論を聞いていますと、生活をある程度できるだけの報酬は保障していくべきだ、その中で議会役割をきちっと果たしてもらうようにするべきだ、あるいは議会自身研さんですとかそういうものでチェック機能をきちっと果たしてもらいたいと。あるいは、今は条例提案など積極的に議会で働きかけていくということも、どういうような方法があるかというようなことも検討していますし、議会改革も取り組んでいるところで、総合的に考えると22年間上がってこなかったということもありますし、報酬審議会答申が出てから相当、2年ほどたっているということを考えると、やっぱりこれは必要な改定なのかなというふうに私自身は思っております。報酬審議会議論の中で議会自らが様々な点で議会改革をしていくべきだと、あるいは自己研さんを進めるべきだというようなことも同時に提起されておりますが、この辺についての市長のご感想答申案についてのご感想はいかがでしょうか。 ○議長阿部正明) 市長。 ◎市長菊谷秀吉) 議会改革については、私も議員やっていましたので、議長替わるたびに議会改革だといっていろんな案が出されてきて制度とか形というのは大分整ってきたのではないかと思います。したがって、形は私は今のままで十分機能しているので、これでいいのかなと。問題は議員としてのそれぞれの資質をどうするかということと、それ以前にたくさんの人が議員やりたいと思うようにしないと競争も何もない、さっき多様性の話ししましたけれども、多様性もなくなってしまうということになりますので、報酬もちゃんと上げるものは上げて議論やってみたいと、そう思わせるような見せ方も、これは我々を含めてですけれども、議会だけではできませんから、我々を含めてそうやって関心を持っていただけるということに持っていかないといけないのではないかと思います。 私は、さっきの話の続きみたいなことになりますけれども、前にもここで議会答弁したことあるのですけれども、民主主義の始まりの話をしてギリシャの話をしたことがあるのです。当時の古代ギリシャというのは直接民主主義です。仮に伊達市で直接民主主義やろうとすれば物すごく手間暇かかります。ですから、民主主義を合理的にやるのが今の代議制民主主義で、独裁制を望む人なんてほとんどいないと思うので、民主主義をいかに守っていく、効率的にやるか。民主主義というのは時間かかりますよね、今回の戦争を見ていても分かるように独裁制というのはやれと言ったらやれで。でも、これでは地域なり国家なりともたないので、やっぱり民主的な運営をするというのは非常に大事だと。しかし、効率性という問題も出てくる。そこにくると議会制民主主義というのは非常に効率的な仕組みだと思うのです。しかし、先ほどから申し上げているようにプラス多様性がないと、効率的だけれども、特定の人の意見にいってしまう可能性がある。 それから、さっきの定数8の話の続きなのですけれども、最終的に議員定数って何ぼになるかといったら、この議論をしていたら3人なのです。議長と副議長議員1人。採決に加われるのは2人。そして議長採決。1人ではできませんから。そしたら、2人の議員が組めばどうにでもなるという議会になって、議会制民主主義の名の下に独裁制が進むのです。減らせば減らすほどそういうリスクを高めているということに気がつかないのです。一方では何百人もいる議会というのもあります、名前は言いませんけれども。これが果たして本当に効率的かと。これに対しては私も多少疑問も持っています。ですから、基礎的自治体民主主義のための初めての登竜門です。ここで非民主的な少数による議会なんかつくっては私は駄目だと思うのです。ですから、市町村議会と都道府県、国と一緒に議論すべきではないと思う。ですから、最低限の数というのは、多様性を確保できる数というのは、今かもうちょっと多くても構わないのではないかというのが私の思いであります。 ○議長阿部正明) 15番、小久保議員。 ◆15番(小久保重孝) 大綱質疑ですが、ちょっと長くなっておりますけれども、この議案に関しては私たち令和みらいも当初報酬審議会が立ち上がったときから様々議論をしてまいりました。はっきり申し上げて会派の中ではいろんな意見があったというのが実態です。また、先ほど同僚議員からもあったように、市長がこの提案をしてくれることは市民の中での意見といいますか、声をまたさらに起こしたことになってしまっていると。ある面批判的な声のほうが多くなっている。そのはざまの中で私たち議員もこの議案と向き合っているということであります。 ただ、先ほど来市長がなぜ報酬を上げるべきか、そのことと定数について言及をしていただきました。私も、それこそ先ほどおっしゃっていた金丸事件の頃永田町で秘書をしておりましたから、まさにその影響がこんなところにも出てきていたのだなということを改めて考えさせられたところです。ただ、報酬をめぐっては、例えば報酬審議会議事録を見る限りでは様々な意見がありました。これは大きなところでは皆さん総論では賛成だった。しかし、一方では各議員それぞれの働きというものをしっかりもっと見るべきではないか、またそのことについて差をつけられないのか、そんな意見もあったと聞いています。そういう議事録を見ながら私たち会派議会改革を進めていくべきだ、また定数も適正化すべきではないかということの中でこの2年、3年進めてきたところがございます。それはなかなか市民には説明はできないのですが、ただ1つ言えるのは私たちはそうやって努力をしながらも私たちのことではなくて、それこそ今後の未来に向けての先ほどの民主主義を守っていく上では必要な人材を確保しなければいけないのだということは非常によく分かっているところです。ただ、改めて市長に問いたいのは、そういう時代の背景もあります。今おっしゃったような民主主義を守るという立場というか意見も、これも正論であります。しかし、世の中の状況というものからいかに市民説明するかという点においては、先ほど来の説明は私たちは分かる。でも、市民はなかなかそれが納得ができないというところがある。それをまた改めて市長に、市民に対してどんな言葉でご説明をなさるのかなということをお聞きをしたいなと思っております。 また、議員の資質とまでは言わないのですが、働きということを評価すべきかどうか、それは報酬に反映させる、できるかできないかは別にしてもさせるべきなのか、これは私たち自身の鏡だと考えればそれは仕方ないと考えるのか、その辺についてのお考えもお聞かせいただきたい。 ○議長阿部正明) 市長。 ◎市長菊谷秀吉) 私が思うのは最近何でもランキングつけるのが得意で、議会の改革度もランキングできたり、幸福度ランキングしたり。私は非常に疑問なのは議会の改革ランキングの上位の市が本当に、それは形だけでしょう。本当にチェック機能果たしているのかどうか。名前は言いません。そこの市の財政はどうなっているか。全く改革されていないです。チェックされていないのだから。これが本当に、要するに学者が考えたランキングなんてくそ食らえと私は思っています。だって、現実を反映していないのだから。チェックされていないのに形だけ整えばランキング上に上がるなんてばかな話はない。私はそういう詭弁が日本の社会を駄目にしていると思うのです。言うだけ番長というような言葉がはやりましたけれども、実際に我々は行動していかなければいけない。私は二十何年間やらせていただいて、おかげさまで善良な議会皆さんともめごともなくこれたから解決が早く進んだのです。くだらないこと止められなかったし。ところが、格好ばかりつけている連中とやっていたらここはなかなか難しかったかもしれない。ですから、居眠りがどうのこうのではなくて有事の際に議員がちゃんと動けるかということがポイントなのです。災害来たときに出動できる消防なのかどうか。ふだんはかっこいい訓練たくさんやっているけれども、いざ災害来たらさっぱり動かない消防では困るということと同じだと思うのです。ですから、どうしてもマスコミとかそういうところはそういうこと、居眠りしていたとかくだらないところに注目行き過ぎて、もっと本質的に、議会はさっき言ったように首長の暴走を止める、それから市の例えば財政なり人口減少とどう闘っていくかということをやるべきところであって、それは眠たいときは眠ることもあるというだけの話で、それを一々目くじら立てて、そして議員定数を半分に減らすとか。 それから、私副市長2人というのは基本的に反対です。実は私もやろうと思ったのです。人口2万4,000の市でしょう、あそこ。多分うまくいかないです。これは実際に自分が、銀行と同じではなくて、こういう役所の世界ってまたあって、その中になじんでいって少しずつ変えていかないと、私が市長になって大体今職員数で実質4割減らしたのです。もし市長になったときに断行で4割減らしますといったら組合が大騒ぎです。ですから、そんな格好つけてやります、やります、そんなことではなくて、我々のように大人の関係できちっとやって成果を出せば私はいいと思うので、議会皆さんも我々の市の財政について胸を張ってこれだけ共にやってきたのだということを自信持って言うべきであって、質問したからいいというものではないということをぜひ理解していただければと、このように思います。 ○議長阿部正明) 15番、小久保議員。 ◆15番(小久保重孝) 市長思いをお聞きをしました。先ほどの質問とそれこそずれている部分があって、今おっしゃっていただいたような市長の本音の部分を市民の方にも理解をしていただければいいのかなと思っております。私もランキングがどうということではなくて、しっかりと中身のある議会と行政の関係の中で市民の幸せにつながるというふうに思っていますから、それはいいのです。ただ、今回のことをきっかけに改めて市民に対して、非常に厳しい状況ですよね。コロナ禍ということを抜け出そうとしている、戦争が起こっている、それこそ原油も高くなって様々な資材も高騰していくのだということの中で、もう一つ違うステージでの理由というものをしっかりと述べていかなければならないのかなというふうにも感じているところです。改めてそのことについてお話を市民に対する答弁としていただきたいということと、併せて今回感じたのは、今回は市長が声かけをしていただいて報酬審議会が開かれました。ずっと報酬審議会開かれなかったですよね。要するに市長が声かけなければそれを議論するということにはならないのですが、ある面時代に対応した報酬審議会の開催というものも必要なのかなということも考えさせられたところです。自動的に毎年行うということではないのですが、ただ一方である程度社会情勢を見ながら起動するという項目があってもしかるべきなのかなというふうに感じたところです。そのことも併せてどのようにお考えになっているかお聞かせをいただきたい。 ○議長阿部正明) 市長。 ◎市長菊谷秀吉) 報酬審議会というのは、大体やることは分かると思いますけれども、人口3万から5万の市の議会報酬、その平均値を出すというのがやり方で、近年はほとんどどこの議会報酬上げていないものですから、やっても結論というのはほぼ一緒。私は、今回はそれを少しでも脱却したい。さっきも申し上げた伊達市の市長報酬というのは割と高位にあるのです。先ほどそういったちょっと遅れてしまった議員金丸事件の話ししましたけれども。ですから、私は高位に上げても、高位というか、人口3万から5万の議論をやってしまうと、どうしても報酬審議会は止まってしまうので、今回はそういうことを越えてやるべきではないかという思いで審議会の委員の人に事前に申し上げていましたので、ここら辺の議論は根本的な、根源的な議論です。先ほど申し上げたように、議員在り方多様性とかさっき言いましたけれども、それを一回どこかで整理して議論していくべきではないかと、このように思います。私は、もし市民から報酬に対して異論があれば、提案者でありますから、いろいろもし機会があれば、それは住民ともよく話合いは私が責任持ってやっていきたいなと、このように考えております。 ○議長阿部正明) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第6号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第6号 伊達税条例等の一部を改正する条例大綱質疑を願います。ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第7号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第7号 伊達過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例大綱質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第8号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第8号 伊達重度心身障がい者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例大綱質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第9号の質疑議長阿部正明) 次に、議案第9号 伊達特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例大綱質疑を願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) ないものと認め、質疑を終わります。 △市長提出議案第5号~市長提出議案第9号の委員会付託議長阿部正明) この際、日程第7、議案第5号から日程第11、議案第9号までの以上5案件については、会議規則第37条第1項の規定によりお配りしております付議事件付託要領のとおり各常任委員会付託いたします。 △市長提出議案第10号の委員会付託議長阿部正明) 次に、日程第12、議案第10号 令和4年度伊達一般会計補正予算(第3号)については、本会議での質疑を省略し、お配りしております付議事件付託要領のとおり予算決算常任委員会付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長阿部正明) 異議ないものと認め、議案第10号についてはそのように決定いたしました。 △次会日程の報告 ○議長阿部正明) 以上をもちまして本日の日程は終わりました。 6月20日は午前10時から会議を開きます。 △散会の宣告 ○議長阿部正明) 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。          散 会 (午前10時36分)...